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私の好きなウイスキーの世界や、Barでの出来事を通じて、

特に女性に興味を持って頂いたら嬉しいです。

ウイスク・イー主催「ウイスキーマガジン リニューアル記念テイスティング会」のご報告

皆さん、今晩は。本日は曇っていましたが、蒸し暑かったですね。

最近全然ご報告をしていないものですから、本日こそ先月(6/11(木))行われたウイスキーマガジンリニューアルのご報告をしたいと思います。

行われましたのは、汐留にありますパークホテル東京 25階にございますバーソサエティでございました。

以前もご紹介しておりますが、又改めて...目的のパークホテル東京迄、今回私は新橋駅から徒歩で向かいました。地下から向かう事も出来ますが、徒歩10分程ですので、雨の日以外私は、外の風景を楽しみながら向かう事にしております。

新橋駅ゆりかもめ方面に歩き、汐留方面に歩いて参りますと右手の方にこちらのビルが見えて参ります。

向かう途中では、東京タワーも見る事が出来ますが、会場でありますバーソサエティに向かう4台のエレベーターの内1台からは東京タワーを確認する事が出来ます。

リニューアル記念としまして、1部17時~、2部19時~と予定されておりました。

1部に招待された方は、ウイスキー、Bar関係者とウイスキーマガジンを年間購読を予約された方のみを対象としてイベントでございました。

17時になり、いよいよ1部の始まりです。

まずは、株式会社ウイスク・イー代表取締役CEO デービッド・クロール氏からのご挨拶が簡単にございました。

デービッド氏からウイスキーマガジン日本版編集長であるデイヴ・ブルーム氏が紹介されました。

作るところから販売までについて、今後の展開を語られました。ウイスキーのカテゴリーを広げて行く事を念頭において進める、とおっしゃっていました。

ウイスキーマガジンの今後について、デービッド氏から

「今迄の表紙のメインとしていた蒸溜所をもう少し目に付くような表紙に変更をし、又ウイスキーマガジンをウイスキー関係者の方々とのコミュニケーションルーツとして活用していきたい。

3つの柱があり、1つ目はウイスキーマガジン、2つ目はウイスキーライヴ、そして3つ目はWEBサイトを中心に活動していく。

重要な言葉として、覚えていて欲しい事が2つある。1つ目は、色々な方を巻き込んで活動し、愛飲家の方々、更に初心者の方々にも愉しんで欲しい。2つ目は、ウイスキーのハードルが高いと感じるバリアを取り除きたい、という目標を持っている。

そして今回デイヴ氏が編集長になったのは、ウイスキー業界を高めていく事が目標で、ウイスキー業界の利益の衝突が起こらない様に、ウイスキー業界にとって公平なデイヴ氏が選ばれた。

日本の蒸溜所の紹介や消費者へのプレゼント、新商品のプレスリリースや、サンプルの情報も届けたいと考えている。ウイスキーマガジンをコミュニケーションのツールとして活用していきたい。」

続いて、デイヴ氏から(来日してまだ4時間程でした)

「本日はとても素晴らしい日。見知った顔があって嬉しい。

ウイスキーマガジンは英語版だと11年目を迎えている。今迄も日本語版があったが、それは英語の翻訳でしかなかった事に気付いた。その為日本人の愛飲家の方々や、蒸溜所の方々や業界に携わる方々を取り入れて行こうと考えている。フランス版もあるが、既にその様に活動している。

今迄より発行数は少なくなるが、その分中身を濃くして行く。初心者の入門編としても活動していきたい。

今年のウイスキーマガジンは過去最高の人数(5,000名以上)になった。若い人々そして若い女性が増えている為、新しい考えとしてそこに合わせた事も必要だと考えた。

リニューアルしたウイスキーマガジンの説明として、更に多くの記事を載せていきたい。1つの例として、アジア市場向けのウイスキーとしても掲載している。東京中心の記事から全国を紹介していき、全国の愛飲家の方に向けて、情報を発信していく。

皆さんが何を飲むか、又何処で買えば良いのか、という事の紹介として小売店も紹介していく。東京だけの紹介ではなく、全国を紹介していく。

何処で飲むのかについては、ドリンカーズガイドとして記事を載せていきたいと考えている。東京は広いので、地域毎に分ける。まずは銀座エリアを中心として書いている。特に徒歩で歩き回れる範囲に設定して書いている。今後は、横浜、大阪、札幌、東京の他の地区も記事にしていきたいと考えている。 

そして誰とウイスキーを飲むのかという事もある。又ウイスキーのライフスタイルにも係わってくる。非常に素晴らしい時計や車とは違い、ウイスキーはミュージックやアートや映画とも係わってくるので、文化的な側面も記事にしていきたいと思っている。 

ウイスキーマガジンの今回の内容として、

今回の表紙は、過去ライヴで上映された能の写真にして、アーティストやジャズシンガーの方のインタビューも掲載している。

これからはウイスキーのライフスタイルが重要となってくる。今の状況と景気を踏まえると、業界全体で更に頑張っていく時期だと考える。不景気であると、何にお金を使えば良いかと消費者は価値を求める。プレミアムウイスキーは消費者の方々は購入すると思うが、それを買うに当たってのきちんとした理由付けが必要だ。という事により、教育とコミュニケーションが必要になっていき、これが今後の鍵になっていく。このマガジンを通して、蒸溜所の方々がブランドを通して活動していく事も可能だ。更にマガジンを通して、これからウイスキーを学ぶというツールにも出来る。是非、皆様でウイスキーを楽しもう、という気持ちで、一緒になってやって頂きたいと思っている。」

とのデイヴ氏のお話でございました。

その後はWEBサイトの説明があり、WWA他賞についての情報発信、デイヴ氏のブログの開始、又テイスティングコメントも載せ、デイヴ氏のテイスティングコメントを読んで「欲しい」と思ったら、すぐに購入出来る様にリンクもしていらっしゃるそうです。

来年のマガジンライヴは10周年を迎え、2010.2.21、東京が最初のマガジンライヴになるそうで、10周年は今迄と違う、という事を強調されていらっしゃいました。

その後は、アサヒビール株式会社洋酒部部長様より祝辞がございました。 

「普段からお世話になっているニッカーバー七島さんが今回のウイスキーマガジンに出ていて嬉しく思っている。日本のウイスキーを世界に広めて頂いたのも、世界から称賛されるのもウイスク・イーさんのお陰。昨年ウイスキーが10年振りに前年を超え、今年も伸びている。余市、宮城峡をPRをしていきたいのでこれからも宜しくお願いしたい。3年連続でWWAを獲得している。海外のマガジンライヴは男性が多いが、東京は若い方、そして女性が多い。新しい消費者の獲得を目指したいので、デイヴさんに日本に来て頂いて協力をお願いしたい。」とおっしゃっていました。

続きましてサントリー株式会社 スピリッツ事業本部事業部ウイスキー部課長様より祝辞がございました。

「25年近くウイスキーが低迷していたが、ようやく回復の兆しが見えてきている。将来を見据えると、新しい方がどれだけ愉しんでいけるかという事が全てだと思っているので、その事を考え仕事をしていきたい。角びんの訴求と、もう一方ではしっかりと物づくりの本質という事でシングルモルトの山崎、白州の仕事を力を入れてやっている。単純なマーケティングだけは納得して頂けない時代なので、ウイスキーの本質を、本物を認められる時代なので、ウイスキーの楽しさ、美味しさを伝えていける様に頑張っていきたい」とおっしゃっていました。

こちらのご挨拶が終わった後、皆さんの拍手で会は終了致しました。

その後はウイスキーを含め飲み物を頂き、関係者の方々やBarの方々、一般の方々(ウイスキーマガジン年間購買者)の交流会になっておりました。

そこでお会いしたのが、ウイスキー業界では皆さんご存知の「Ichiro’s Malt」 マッシュマンの「門間(もんま)麻菜美」さんです。久々にお会いしたのですが、いつもキラキラしていらっしゃいます。

門間さんはとても物腰が柔らかい方ですが、とても根性がおありな方だと思っております。入社前、Ichiro’s Maltに入社願いを出したところ何回も断られたそうですが、それでも何回もお願いして入社したという事はほとんどの方が知っているお話です。まだお若いのですが、自分の道を早くから決められ、社長であるIchiro’s Maltの肥土さんをとても尊敬していらっしゃる、謙虚な方です。お会いした途端、私は元気を頂いた様な気が致しました。

そちらの後は2部となり、皆さんのお楽しみのウイスキーのテイスティング会でした。

こちらの大理石に映し出されたバーカウンター、そして置かれたソサエティーボトルが雰囲気があってとてもお洒落だと思いませんか?

その日はマガジンライヴの過去のウイスキーを19時~2部に参加されたデイヴ氏と共に皆さんで愉しみ2部の会も終了致しました。

こちらの様なイベントに参加しますと、ウイスキーに携わっている方々のウイスキーをよりたくさんの方に楽しんでもらおうという一生懸命さが伝わって来ます。デイヴ氏のお言葉にもありました様に、今の時代、皆さん何にお金を使うか見極めていらっしゃいますよね。誰だって後悔する様なお金の使い方はしたくない、でもそこに価値があれば進んで使うのでしょう。私はウイスキーを頂いた時の感動を思い出し、微力ながらウイスキーやBarについて又違った方面から何か出来たらと考えております。

ウイスク・イーさんをはじめ、パークホテル東京バーソサエティの皆様、又ご一緒して頂きました皆様、楽しいお時間を有難うございました。


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