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私の好きなウイスキーの世界や、Barでの出来事を通じて、

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単独インタビュー第6弾 ロングインタビュー 「ウィスク・イー ソサエティ・スペシャリスト兼アドバイザー 元木 陽一さんを迎えて(6)」

KQ4:ウィスク・イーへ入られたきっかけを教えて下さい。

元木さん:それをやっていたらアランのウイスキーを扱っているのもウィスク・イーですし、後、ソサエティをやっていたという事でお世話になった所へ恩返しですよね。

K:戻られてからですよね。

元木さん:戻って来てその何にも決まっていなかったんですよ。何処で働くというのも。声掛けて頂いたんで、順当にというかそこは。断る理由もないですから。そのまま。ウィスク・イーにスライド入社(笑)。

 K:(笑)。そのままスッと。

元木さん:良かったですけれどね。今の仕事が楽しいですし。

 K:その時は何名ですか。ウィスク・イーで働かれていた方は?

元木さん:変わらないですよ。いや増えましたね。その当時ってどの位だったのだろう。少ないですね。6~7人位しかいなかった。

K:今ですと何人位ですか?

元木さん:10人かな。

K:その中でも表に出て来られるのは、やはり元木さんのイメージが強いですよね。

元木さん:そうですね。イベントを主に、NBAとか又違うんですけれど、なるべくNBA方面は営業の方に任せています。酒販店さんの方が絡んで来るので。それ以外は私ですね。大使館のイベントとかほとんどそうですね。

K:最近大使館のイベントは?

元木さん:QBP、クインズバースデーパーティーがありましたね。

 K:それはどの様な方がいらっしゃるのですか?

元木さん:議員さんとか海外の方が多いですよ。

K:大使館はどちらの大使館ですか?

元木さん:英国大使館です。

K:以前は、カナダ大使館でもイベントを行っていましたよね?

元木さん:シティークラブで、ですね。

KQ5:それでは次に、何処もお勧めでしょうが、特にスコットランドのお勧めの蒸溜所やスポットを教えて下さい。 

元木さん:アランは見てもらいたいですね。綺麗な島ですから。 

K:はい。 

元木さん:アランって意外と「行くべきなの?」という感じで言われる事があるのですが、西側のルートが通り易いんですよ。グラスゴーからアラン島を抜けてキャンベルタウンを抜けて行くとポンポンポンと行けるんですよ。 

K:ええ。 

元木さん:グラスゴーから車でアードロッサン港まで30分位です。フェリーで55分、アラン島のブロディック港に到着します。かなり本土とは近いですし、大きなフェリーが1日何本も往復しておりますのでアクセスは非常に良いです。そのブロディックから北へ車で向かうこと30分、アラン蒸溜所へ到着します。蒸溜所があるロックランザ村の入り江にはロックランザ城が見えます。そのほとりにあるロックランザホテルのパブには是非行ってみて下さい。「こんな所に!」と思う程ウイスキーがたくさん並んでいます。そして驚く程安く飲む事が出来ます。このロックランザにも小さな港があって、その対岸のキンタイア半島へ渡る事が出来ます。所要時間20分で対岸のクレオネイグ港に到着します。そこから半島の幹線道路A83を30分も走るとキャンベルタウンに到着します。スプリングバンクやグレンガイル、また稼動していればグレンスコシアも見学出来るかもしれません。キャンベルタウンから20分程来た道を車で戻るとケナクレイグ港があります。ここからアイラ島へ行くフェリーが出ております。グラスゴーエアポートでレンタカーを借りてポンポンポンと飛び石伝いにして行くお勧めのルートです。 

K:島も綺麗だし。 

元木さん:島も凄く綺麗ですね。同じ島へ行くのでも。 

K:アラン... 

元木さん:アラン島いいですよ。島を起点にして西の島々渡るのであれば、アラン島を起点にしてからだとルートが取り易いですよ。これは贔屓にしているからと言うよりも事実です。しかも、島を1周できる道路がある島は、スコットランドで唯一アラン島しかないのですよ。 

K:そうなのですか。 

元木さん:それだけ色々整備されております。海岸線からいっきに聳え立つ山もあるし。アイラ島は蒸溜所がたくさんあって魅力的ですけれど、高い山や森がそれほど無いので島としては風光明媚とはいきません。 

K:ええ。 

元木さん:山がある島の方が、島らしいカタチで美しく見えますから。 

K:確かにそうですね。 

元木さん:アラン島はお城もあるし。 

K:アラン島の人口はどの位なのですか? 

元木さん:夏場は8千人位ですね、冬場は5千人位。歴史の多い島です。

 K:後、アラン島以外ではありますか? 

元木さん:何処かな・・・ロケーション的には、グレンドロナック蒸溜所のロケーションは綺麗でしたよ。 

K:はい。 

元木さん:いい場所にあるんですよ。なだらかな丘が続いて、その丘を越えると、窪地に蒸溜所が見えて来る様な感じの。あれは雰囲気的にいいですよね。

K:中には新婚旅行を兼ねて行く、という方もいらっしゃいますよね。奥さまは元々ウイスキーを召し上がらなくて、男性がご自分の為にいらっしゃるという方にはグレンドロナックにお連れすると雰囲気があって宜しいですか? 

元木さん:ビジターセンターがあるわけじゃないから、突然訪問するのは難しいかな。でも丘の上から眺めるだけでも感動しますよ。 

K:そうなのですね。(7へ続く) (5へ戻る)


※当時のインタビューのまま掲載、移行しております。

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